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鯖さび@代々木Bogaloo |
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年明けから方々で三味線を弾いて歌って慌ただしく過ごしていましたが、これでしばらくはノンビリできそうです。
昨晩9日(月祝)は鯖さびのライブ。代々木のライブハウス「Bogaloo」のライブイベントに出てきました。ビートルズのカバーバンド、マーサ☆リノイエ、そしてわれわれの3組という組み合わせ。いつもなら、鯖さびがこの手のイベントに出ると、どうしても他の出演者のなかで浮いてしまってアウェー感がついてまわるものなのですが、昨晩は3組のうち三味線を演奏するのが2組ということもあり、ビートルズのカバーバンドが浮いてしまうという異常事態になってしまいました(笑)。 ![]() マーサ☆リノイエこと、おまさ姐さんとは何度かイベントでご一緒していますが、この日はマーサとして活動してきた6年間の蓄積というか、試行錯誤のなかでの進化というものを感じさせるステージでしたね。「菩薩の百恵ちゃん(山口百恵)の機嫌をそこねて仕事がお釈迦になる」なんて気のきいたギャグをさりげなく入れるところなんざぁ、寄席での経験が生きているんじゃないでしょうか。アテコスリの効いた自虐ネタもさることながら、紙芝居やら、ありとあらゆるジャンルを弾き散らす七変化ぶりで、さながら三味線バラエティー・ショーの趣でした。 さて、トリをつとめることになったのがわれわれ鯖さび。リハではヒヤヒヤする場面もあったけど、新メンバーの松本さん(ギター)、出演2回目ののりたま(ちんどん)が思った以上にがんばってくれました。三上さんの太鼓はいつもながら安定したリズムで、がっちりとバンドの演奏を支えてくれたし、ゲストのさかもとりえさんの歌が花を添えるなど、なかなか充実したステージになったのではないでしょうか。「オギヨディオラ」での三上さんのアコーディオンもいい味だしていたなぁ。 ![]() また、新しいオリジナル2曲をネタおろしできたのも嬉しかった。私は詩人の詩集を読んでいるときにメロディーがわいてくることが多いので、自分で作った曲の歌詞は他人によるものが多いんです。ちなみに、昨晩のライブでネタおろしした2曲、「望郷」は竹内浩三、「やけ酒」はサトウハチローの詩に触発されて作ったもの。まだまだ未発表の曲がありますが、これからも随時、ネタおろししていくつもりなので、皆さん、楽しみにしてくださいね。 ライブ情報、要チェックですよー。 ![]() 以下、当日のセットリストです。 ↓ 洒落狸 望郷 やけ酒 サーカス 東京節 オギヨディオラ 鯨捕り |
年明けに鯖さびライブ! |
![]() 去年の冬、「鯖さび」は六本木の新世界でライブをやって以来、活動を休止していた。その間、大震災や原発事故が起きたりして、自粛というわけではないけれども、バンド活動の方にはどうも取りかかれないでいたのだ。まぁ、私個人に演奏依頼があれば受けていたけれども、自分から動いて活動する気にはなれないでいたんだよね。 しかし、夏くらいになって、これではいかんと思うようになり、少しずつ準備を進めてきた。出来がいいのかどうかは別として、自分でつくった曲を演奏するのは本当に楽しい。そして、他人様の耳にふれて初めてこれらの曲は完成したといえるのだと思う。まだ未発表の新曲がたくさんあるけど、早く「完成」させたくてウズウズしている。 というわけで、年が明けて2012年1月9日(月祝)「成人の日」に鯖さびのライブをします。鯖さびは20:30ごろから演奏する予定。ライブ活動をお休みしていた間ににつくった新曲もいくつかやりますよ。お時間ある方、ぜひ見に来てください! 今回のメンバーは以下の通り。 ↓ 黒澤 真:唄、三味線 松本トシヒロ:ギター のりたま:ちんどん 三上敏視(MICABOX):太鼓 * ゲスト さかもとりえ:唄 以下詳細です。 ↓ ―――――――――――――――――――――――― イベント名:「めでた、めでたや」 日時:1月9日(月祝)18:20〜 料金:前売り¥2,000、当日¥2,300(共にDrink別\500) 会場:ライブハウス「Bogaloo」 住所:渋谷区代々木1-42-4 代々木P1ビルB1 TEL:03-3320-5895 http://www.bogaloo.net/ ―――――――――――――――――――――――― |
ろくろ首登場!! |
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またまた、三味線の演奏をします。
9月18日、埼玉県蕨市にて、おなじみの浅草雑芸団の公演のお手伝い。今回は、ろくろ首が出るそうですよー。いつだったか、田無神社の境内に出した見世物小屋では、「花ちゃん」という女の子が三味線を弾きながら首をのびちぢみさせるという趣向でやりましたが、さて今度のはどんな感じになるのでしょうか? 私にも分かりません。まぁ、楽しみにしておきましょう。その他、7月の「自粛祭り」で好評だった爆笑浄瑠璃「三勝半七」、当世あほだら経などもやるそうです。かつては見世物小屋で演じられてきたアヤシゲな雑芸の数々を堪能できることでしょう。私は、ちょいと民謡、俗曲のたぐいをうたう予定です。 それにしてもあいかわらず、鯖さびの活動はメドがついていませんが、そのうちなんとかしますので少々おまちくださいね。 以下詳細です。 ↓ 日時・2011年9月18日(日)蕨市民文化センターくるるにて 時間・16時開演 15時半会場 木戸銭・大人1200円・子供300円(前売り当日同じ) 子供は小学生までになります。 チケット問合せは03-3388-4348(カミジマ)まで ※留守番電話での対応になります。 HP:http://zatugeidan.web.fc2.com/ ![]() |
橋口五葉〜小粋でさりげないモダニズム |
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橋口五葉の企画展を観に千葉市美術館まで行ってきた。
時間を間違って閉館20分前に着いたが、受付で「入場は打ち切りました」と言われる始末。そこをなんとかと食い下がって入れてもらった。受付の方、スイマセンでした。どうしても見たかったんです。 橋口五葉とは明治時代に活躍した画家の名前だ。江戸期以来の浮世絵の影響を強く感じさせながらも、浮世絵のどぎついまでの極彩色とは違った明るくて優しい色づかい。アールヌーボーを取り込んで新たな冒険に踏み出した画家の果敢な精神を見たような気がする。歌麿の影響を受けたような美人画や、乗合船の乗客を描いた作品など、いかにも浮世絵にありそうなモチーフでも、五葉の絵はどことなくポップな感じがするのだ。この絶妙なバランス感覚は、日本画を学んでから洋画に転向したという五葉が歩んできた道のりと無関係ではないだろう。 さて、橋口五葉といえば、夏目漱石の「吾輩は猫である」の装丁を手掛けたほか、中村不折とともに挿絵を手掛けたことでも知られている。不折という人もなかなか面白い人で、書家でありながら洋画の影響を受けたといわれている。書画のシンプルな筆さばきのなかにも、さりげないモダニズムが光るところは「小粋」としかいいようのないセンスを感じるのだ。この不折と五葉がアートワークを担当した本なんてゼイタクすぎるではないか! 前述の通り、20分という短時間でみなければならないハメになったが、全部じっくりみるわけにいかない。画家というのは生涯にわたって昨風がかわるもの。やはり、私としては漱石の本のアートワークにかかわりはじめたころの作品が好みのど真ん中だったので、そこを中心に楽しんできた。本の装丁以外にもデパートのポスターなど商業デザインの分野でも活躍していたようで、その奔放なひらめきに圧倒された。 日本の土着性を芯にすえながらも、強靭な胃袋で欧米渡来のアールヌーボーを消化した小粋でさりげないモダニズム。それは不折の書画にも通じる。ああ、私が作りだしたい音楽のイメージを絵にするとこんな感じなのだがなぁ。つかめそうでいて、いつまでもつかみそこねるような、そんなもどかしい気持ちでいるのだ。まぁ、たかだか20分じゃあ無理だわな。 ちなみに同展覧会は今月31日まで。よかったら、皆さんもどうぞ。 http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2011/0614/0614.html ![]() |
中村とうようの死を悼む |
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今朝の新聞を開いて驚いた。
音楽評論家の中村とうようさんが死んだという。それも自殺というのだからおだやかではない。ロックからジャズ、民族音楽まで、世界中の大衆音楽を紹介するだけでなく、浪曲、説教節、河内音頭など自国の民族音楽についても語ることができる貴重な人だった。 私が学生だったときに、中村さんが企画監修した「再発見・ニッポンの音/芸」(テイチク)というCDのシリーズが出た。これが実によくできた企画だった。「伝統文化」などと大壇上から構えて、うやうやしく説明するような、権威主義的なやり方ではなく、ここで中村さんはあくまでも大衆娯楽として人々を楽しませてきた芸人たちを厳選して紹介していたのだ。日本の大衆芸能や三味線音楽について教えてくれる大人が周囲にほとんどいなかっただけに、こういったものは大変貴重だったし、むさぼるようにして聞いたものだ。 また、中村さんの著書「ポピュラー音楽の世紀」(岩波新書)では、世界各地の土着の音楽が、近代的な商業システムのなかで普遍性を獲得しながら、大衆音楽として発達していく様子が描かれ、この本を読んだときは大いに知的好奇心をくすぐられた。この本では、アメリカや南米、アジア、アフリカなど、各地で大きな影響力を及ぼしたミュージシャンたちが紹介されており、私はそこで気になった音楽を片っぱしから聴き漁ったものだ。インドネシアのクロンチョンという音楽や、アフロ・ビートを生みだしたナイジェリアの反逆児フェラ・クティを知ったのも本書からだったと思う。 そういえば、クロンチョンといえば、中村さんによる監修でクロンチョンばかりを集めた「ブンガワン・ソロ」というCDがあるが、今でも愛聴している。アジアの歌姫テレサ・テンの「淡淡幽情」を手に取ったのも中村さんの影響だった。このように中村さんからは実に多くの音楽を教えてもらったし、世界中の民族音楽という広い視野のなかで日本の三味線音楽を位置づけて考えられるようになったもの中村さんの影響があったからこそだと思う。 御年79歳。普通であれば大往生ということで素直に生前の業績をたたえたいところだが、よりによって自殺という死に方を選んだのが残念でならない。今日の「東京新聞」夕刊に中村さんが寄稿した記事があるが、これが命を絶つ直前の文章かと思いながら読んだ。今でも、なんとも釈然としない気持ちのままだ。 |
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「鯖さび」たぁ何でぇ? |
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Author:sabasabi
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