鯖さび庵
お囃子系ダンスバンド「鯖さび」公式Blogダョ

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ろくろ首登場!!

またまた、三味線の演奏をします。

9月18日、埼玉県蕨市にて、おなじみの浅草雑芸団の公演のお手伝い。今回は、ろくろ首が出るそうですよー。いつだったか、田無神社の境内に出した見世物小屋では、「花ちゃん」という女の子が三味線を弾きながら首をのびちぢみさせるという趣向でやりましたが、さて今度のはどんな感じになるのでしょうか? 私にも分かりません。まぁ、楽しみにしておきましょう。その他、7月の「自粛祭り」で好評だった爆笑浄瑠璃「三勝半七」、当世あほだら経などもやるそうです。かつては見世物小屋で演じられてきたアヤシゲな雑芸の数々を堪能できることでしょう。私は、ちょいと民謡、俗曲のたぐいをうたう予定です。

それにしてもあいかわらず、鯖さびの活動はメドがついていませんが、そのうちなんとかしますので少々おまちくださいね。

以下詳細です。

日時・2011年9月18日(日)蕨市民文化センターくるるにて
時間・16時開演 15時半会場
木戸銭・大人1200円・子供300円(前売り当日同じ)
子供は小学生までになります。
チケット問合せは03-3388-4348(カミジマ)まで
※留守番電話での対応になります。
HP:http://zatugeidan.web.fc2.com/

warabi2011.jpg


【2011/09/06 22:28】 | くろさわの呟き | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

橋口五葉~小粋でさりげないモダニズム

橋口五葉の企画展を観に千葉市美術館まで行ってきた。

時間を間違って閉館20分前に着いたが、受付で「入場は打ち切りました」と言われる始末。そこをなんとかと食い下がって入れてもらった。受付の方、スイマセンでした。どうしても見たかったんです。

橋口五葉とは明治時代に活躍した画家の名前だ。江戸期以来の浮世絵の影響を強く感じさせながらも、浮世絵のどぎついまでの極彩色とは違った明るくて優しい色づかい。アールヌーボーを取り込んで新たな冒険に踏み出した画家の果敢な精神を見たような気がする。歌麿の影響を受けたような美人画や、乗合船の乗客を描いた作品など、いかにも浮世絵にありそうなモチーフでも、五葉の絵はどことなくポップな感じがするのだ。この絶妙なバランス感覚は、日本画を学んでから洋画に転向したという五葉が歩んできた道のりと無関係ではないだろう。

さて、橋口五葉といえば、夏目漱石の「吾輩は猫である」の装丁を手掛けたほか、中村不折とともに挿絵を手掛けたことでも知られている。不折という人もなかなか面白い人で、書家でありながら洋画の影響を受けたといわれている。書画のシンプルな筆さばきのなかにも、さりげないモダニズムが光るところは「小粋」としかいいようのないセンスを感じるのだ。この不折と五葉がアートワークを担当した本なんてゼイタクすぎるではないか!

前述の通り、20分という短時間でみなければならないハメになったが、全部じっくりみるわけにいかない。画家というのは生涯にわたって昨風がかわるもの。やはり、私としては漱石の本のアートワークにかかわりはじめたころの作品が好みのど真ん中だったので、そこを中心に楽しんできた。本の装丁以外にもデパートのポスターなど商業デザインの分野でも活躍していたようで、その奔放なひらめきに圧倒された。

日本の土着性を芯にすえながらも、強靭な胃袋で欧米渡来のアールヌーボーを消化した小粋でさりげないモダニズム。それは不折の書画にも通じる。ああ、私が作りだしたい音楽のイメージを絵にするとこんな感じなのだがなぁ。つかめそうでいて、いつまでもつかみそこねるような、そんなもどかしい気持ちでいるのだ。まぁ、たかだか20分じゃあ無理だわな。

ちなみに同展覧会は今月31日まで。よかったら、皆さんもどうぞ。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2011/0614/0614.html

吾輩は猫である

【2011/07/25 20:42】 | くろさわの呟き | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

中村とうようの死を悼む

今朝の新聞を開いて驚いた。

音楽評論家の中村とうようさんが死んだという。それも自殺というのだからおだやかではない。ロックからジャズ、民族音楽まで、世界中の大衆音楽を紹介するだけでなく、浪曲、説教節、河内音頭など自国の民族音楽についても語ることができる貴重な人だった。

私が学生だったときに、中村さんが企画監修した「再発見・ニッポンの音/芸」(テイチク)というCDのシリーズが出た。これが実によくできた企画だった。「伝統文化」などと大壇上から構えて、うやうやしく説明するような、権威主義的なやり方ではなく、ここで中村さんはあくまでも大衆娯楽として人々を楽しませてきた芸人たちを厳選して紹介していたのだ。日本の大衆芸能や三味線音楽について教えてくれる大人が周囲にほとんどいなかっただけに、こういったものは大変貴重だったし、むさぼるようにして聞いたものだ。

また、中村さんの著書「ポピュラー音楽の世紀」(岩波新書)では、世界各地の土着の音楽が、近代的な商業システムのなかで普遍性を獲得しながら、大衆音楽として発達していく様子が描かれ、この本を読んだときは大いに知的好奇心をくすぐられた。この本では、アメリカや南米、アジア、アフリカなど、各地で大きな影響力を及ぼしたミュージシャンたちが紹介されており、私はそこで気になった音楽を片っぱしから聴き漁ったものだ。インドネシアのクロンチョンという音楽や、アフロ・ビートを生みだしたナイジェリアの反逆児フェラ・クティを知ったのも本書からだったと思う。

そういえば、クロンチョンといえば、中村さんによる監修でクロンチョンばかりを集めた「ブンガワン・ソロ」というCDがあるが、今でも愛聴している。アジアの歌姫テレサ・テンの「淡淡幽情」を手に取ったのも中村さんの影響だった。このように中村さんからは実に多くの音楽を教えてもらったし、世界中の民族音楽という広い視野のなかで日本の三味線音楽を位置づけて考えられるようになったもの中村さんの影響があったからこそだと思う。

御年79歳。普通であれば大往生ということで素直に生前の業績をたたえたいところだが、よりによって自殺という死に方を選んだのが残念でならない。今日の「東京新聞」夕刊に中村さんが寄稿した記事があるが、これが命を絶つ直前の文章かと思いながら読んだ。今でも、なんとも釈然としない気持ちのままだ。

【2011/07/22 22:40】 | くろさわの呟き | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

當世やんなっちゃった節

先日、浅草の木馬亭であった浅草雑芸団の「自粛まつり」に三味線で参加してきた。

メンバーの皆さんで急きょ、ウクレレ隊を結成し、牧伸二のネタ「やんなっちゃった」を替え歌にして原発ネタをあれこれ歌ったところ、「放射能で町おこし」だの「福島原発、負の遺産」だの、不謹慎フレーズが次々と飛び出す。ところが、これがノッケから「あ~あ、やんなっちゃった あ~あ、驚いた♪」と客席も巻き込んでの大合唱となってしまったのだ。

いやぁ、こんなにウケるものとは予想だにしていなかった。そうか、震災、原発事故以来、みんな「やんなっちゃった」と言いたくてしかたがなかったんだなぁ、みんなガマンしていたんだなぁと妙に納得した。はからずも、この選曲はこの時代の気分にピッタリ合致してしまったというわけだろう。このウクレレ漫談は演目と演目の間のつなぎとして、何度か登場したのだが、俺も2回目の登場のときに三味線で加わらせてもらった。

ちなみに、この曲は牧伸二のオリジナルではなく、原曲はハワイ民謡「タ・フワフワイ」。そこに三味線のしょっぱい味が加わわれば、トロピカルなハワイの面影はどこへやら。グンと寄席演芸らしくなるから面白い。その他、飴屋踊り、南京玉すだれでも、三味線を弾かせてもらった。純粋に音楽として演奏するのとちがって、こういった演目と絡むのは、また別の面白みがあっていいもんだ。

さて、俺の民謡コーナーも用意されていたのだが、団長からのリクエストもあって被災地、東北の民謡を中心に演奏した。「斎太郎節」「常磐炭鉱節」「飯坂小唄」「復興節」の4曲。「常磐炭鉱節」は茨城県の民謡のはずだと思う方もいるかもしれないが、実は常磐炭鉱というのは今の福島県南部から茨城県北部にかけてあったらしいので、茨城だけに限定するものでもないようなのだ。この曲、三味線の手は実に単純だが、弾いていて不思議と気持ちいい。コイツをさらに開放弦が生きるような手組にすると、糸がビンビン唸って得も言われぬ心地になるのだ。

いろんな曲を演奏するたびに発見があるから、三味線はやめられぬ。

【2011/07/04 21:44】 | くろさわの呟き | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |

ロストホームランドに捧ぐ

津波にまるごとさらわれた街。放射能汚染で帰ることができなくなった野や山や村々。住民が避難しているスキに盗人どもに荒らされ廃墟と化しつつある住宅地――。

いくら復興しようとも失われた街並みは戻ってこないし、放射能に汚染された土地に帰ることは難しい。それは失われた故郷といっても過言ではないだろう。そんな被災地に対して、がんばれなんていう言葉すらも軽々しくて、おいそれと口にだせそうもない。ただ、ある日、新聞で見た被災地の避難所にかかげられた言葉に目が釘付けになった。 

生ぎろ。

がんばれではない。生ぎろ。時にはズーズー弁とも揶揄されることもある北国の訛りが生々しい。生ぎろ東北。生ぎろ。

ところで、今、バンド活動の方がなかなか都合がつかないでいるが、ちょくちょく三味線の演奏はしている。明日7月2日(土)は浅草雑芸団の公演に参加する。その名も「自粛まつり」。イベント名からしてヤケのヤンパチとしかいいようがないが、ヤケだろうが、放射能漏れだろうが、メルトスルーだろうが、チャイナシンドロームだろうが、俺たちは生きていくしかないんだ。だから、俺は歌うぞ。被災地、東北の民謡も混ぜて、ヤケのヤンパチで歌うぞ。あの「失われた故郷」に思いを馳せて――。

下記、詳細です。お暇な方はいらしてください。

日時・2011年7月2日(土)浅草木馬亭にて
時間・19時開演 18時半会場
木戸銭・当日1500円(前売り・予約1300円)
チケット問合せは03-3388-4348(カミジマ)
http://zatugeidan.web.fc2.com/

【2011/07/01 16:21】 | くろさわの呟き | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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「鯖さび」たぁ何でぇ?

sabasabi

Author:sabasabi
■プロフィール
三味線奏者・黒澤真を中心に結成された元祖「お囃子系ダンスバンド」。三味線、ちんどん、エレキギター等が奏でるめくるめくごった煮ワールド!! ワサビがピリッ効いたシメ鯖をイメージして、屋号は「鯖さび(sabasabi)」。さらにフランス語「サ・ヴァ、サ・ヴィアン」もかけて、さまざまなジャンルを“行ったり来たり”するハチャメチャに楽しいミクスチャー音楽を目指します!

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